ジャケットの絵に惹かれ、読み始めました。私に限らず日本人は春が好きな人が多いと思うんです。
季節のイベントが多いとおうのもありますが、
雪解け、せせらぎ、めぶく花々……
心弾む季節だと思います。
そんな「春」の話です。
「それは桜のような恋だった」/広瀬未衣
あらすじ
主人公は春が嫌いです。春は主人公の身の回りに不思議なことが起こり、そのせいで友達から気味悪がられ距離を取られていた。
大学2年生の春休み、母親から叔父さんが腰を痛めたので手伝いに行くように言われて京都で叔父夫婦が営む和菓子屋にアルバイトをしにいきます。
そこで、雪という女性と知り合い、どんどん彼女に惹かれていきます。
今まで主人公の周りにいた人たちとは違う女性、雪さんは何者なのか?
2人の恋はどうなるのか?
淡い恋心をしっかり味わえる物語です。
感想
さらっとすんなり読める小説です。話の内容は、実はちょっぴり重めですが、甘め成分多めの恋愛小説です。
季節は春、場所は京都……
もう、あ枠儚い恋に出会うしかないでしょう。
後半でちょっぴりSF要素もあって、最後は泣けちゃいます。
読みながらその情景が目に浮かぶ物語でした。
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